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新日曜美術館「風景に命をそそぐ~三岸節子のヨーロッパ」



DiskNo.6
メディアDVD
放送局BShi
録画日時2005/04/25 00:00:00
録画時間01:00:00
カテゴリー
番組名新日曜美術館「風景に命をそそぐ~三岸節子のヨーロッパ」
番組概要 「2時に目が覚めて眠れず、ゴルゴーニュの麦畑をいかに描くか、さまざまに思いめぐらす。これが出来なければ、成功しなければ、個展の目が出ないだろう。渾身の勇気、熱意を込めて格闘である」(日記、1979年・74歳)「私の描く作品は、花にしても静物にしても、風景にしても、作品を描きすぎる。……10枚の作品を1枚に凝集する。それが出来なければボンクラの画家で終わるのみである」(日記、1975年・70歳)
 来年生誕100年を迎える画家・三岸節子(1999年没)。大規模な展覧会開催を前に、晩年20年あまりフランスに滞在して「本物の画家」になろうと苦闘した時期の、真情を克明に綴った日記の存在が遺族の協力で明らかになった。
 戦前、異色の画家・三岸好太郎の妻として互いに影響を与えあい、夫の死後も画壇の第一線にたち続け、戦後早々、美術界初の個展を開き、1951年にはサンパウロ・ビエンナーレの日本代表に選ばれるなど、功成り名を遂げて60代の老境にさしかかっていた三岸節子は、1968年、突然「日本への訣別」を宣言し、息子一家を引き連れて渡仏する。以来20年あまり、病を得て84歳で帰国するまで、滅多に訪れる人もないフランスの片田舎に居を定め、ひたすら制作に打ち込む。
 南仏、ブルゴーニュ地方、ヴェニス、スペイン、シシリー島……名所絵はがきに終わらない風景画を描くため、精力的な取材旅行を繰り返しながら、「本物の油絵を描く」ことに心血を注いだ三岸。その壮絶な戦いの日々が、今回の日記公開によって初めて明らかにされる。
 番組では、日記をはじめ、残されている滞仏時代の膨大な写真、そして小学生時代から三岸と生活を共にし、取材旅行にも必ず同行した孫の太郎氏の証言などを交えて、ヨーロッパに挑み、本物の画家になろうとした戦いの日々を再現する。
番組詳細
出演者
番組表参照
番組内容参照http://timetable.yanbe.net/pdv.cgi?d=20050424&p=13&v=3&c=103200103200504250000

 

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