徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

タグ:神社

橋姫神社

 

本稿は2008年05月11日に、宇治橋の守護神として知られる「橋姫神社(はしひめじんじゃ)」を訪問した際の記録です。宇治橋の架橋(646年)とともに橋の「三の間」に祀られた瀬織津比咩尊(せおりつひめのみこと)を主祭神とし、水の神である住吉明神を併祀するこの神社の由来を紐解きます。川の穢れを浄める「祓戸(はらえど)の四神」としての性格や、櫻谷・櫻の馬場といった今は失われた風雅な地名、そして明治期の洪水を経て現在の地に移された変遷を詳述しています。静かな参道に佇む小さな社の背景にある、水と共に生きる宇治の信仰の歴史を格調高く記述しております。

 

御香宮神社

 

本稿は2008年05月10日に、伏見九郷の総産土神(そううぶすながみ)として信仰を集める「御香宮神社」を訪問した際の記録です。元和8年(1622年)に水戸徳川頼房によって寄進された伏見城大手門の遺構「表門」や、徳川家康の命により建立された極彩色の本殿を巡り、神社の歴史的・地理的背景を詳述しています。貞観4年(862年)に湧き出た名水「御香水」の由来、徳川御三家との深い縁、そして鳥羽・伏見の戦いにおいて薩摩藩の屯所となり、伏見奉行所への砲撃拠点となった幕末の激動まで、多角的な視点から伏見の歴史の結節点としての姿を格調高く記述しております。

 

伏見稲荷大社

 

本稿は2008年05月10日に、全国約3万社の総本宮である「伏見稲荷大社」を訪問した際の記録です。豊臣秀吉が寄進した壮麗な楼門、五社相殿の本殿、そして「お稲荷さん」の象徴ともいえる千本鳥居を巡りつつ、その深遠な歴史を紐解きます。和銅4年(711年)の創建伝承や、太秦の秦氏との関わり、応仁・文明の乱による全焼と復興、さらには平安貴族から庶民に至るまでの「初午詣」や「しるしの杉」といった信仰の変遷を詳細に記述しています。神仏習合の面影や、中世・近世を通じて商売繁盛・五穀豊穣の神として全国へ波及していった過程を、重厚な筆致で綴っております。

 
 

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