徘徊の旅の中で巡り合った名所や史跡などの「場所」を文書と写真と地図を使って保存するブログ

アーカイブ:2009年 2月 15日

御香宮神社庭園

 

本稿は2008年05月10日に、御香宮神社の社務所に隣接する「御香宮神社庭園」を訪問した際の記録です。この庭園は、かつて伏見奉行所内に小堀遠州が作庭した庭の遺構を基に、昭和の名庭師・中根金作が復元・構成したものです。伏見奉行所の数奇な変遷(幕末の焼失、陸軍・米軍の使用、団地建設に伴う発掘)を辿りつつ、文明9年(1477年)の銘を持つ巨大な一文字手水鉢を主役とした庭園美を詳述しています。苔と白砂、そして直線的な意匠が織りなす「遠州好み」の空間構成と、薄暗い客間から眺める静謐な光景を格調高く記述しております。

 

御香宮神社

 

本稿は2008年05月10日に、伏見九郷の総産土神(そううぶすながみ)として信仰を集める「御香宮神社」を訪問した際の記録です。元和8年(1622年)に水戸徳川頼房によって寄進された伏見城大手門の遺構「表門」や、徳川家康の命により建立された極彩色の本殿を巡り、神社の歴史的・地理的背景を詳述しています。貞観4年(862年)に湧き出た名水「御香水」の由来、徳川御三家との深い縁、そして鳥羽・伏見の戦いにおいて薩摩藩の屯所となり、伏見奉行所への砲撃拠点となった幕末の激動まで、多角的な視点から伏見の歴史の結節点としての姿を格調高く記述しております。

 
 

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