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百々橋
百々橋(どどばし) 2008/05/13訪問 百々橋の礎石 寺之内通小川 足利将軍室町第址の碑み右手に見ながら、室町通を北へ入る。2本目の通り右に曲がると烏丸通に面した大聖寺門跡の山門が角に見える。足利将軍室町第址の碑 […]
足利将軍室町第址
足利将軍室町第址(あしかがしょうぐんむろまちていあと) 2008/05/13訪問 足利将軍室町第址 今出川通から室町通に入る北東の角に建つ 京都御苑を今出川門から出て、烏丸今出川の交差点を渡る。今出川通から室町通に入る […]
塔の島と橘島
本稿は2008年05月11日に、宇治川の中州に浮かぶ二つの島、「塔の島(とうのしま)」と「橘島(たちばなじま)」を訪問した際の記録です。国内最大の古石塔である重要文化財「十三重石塔」が象徴する叡尊の殺生禁断と供養の精神、そして『平家物語』の名場面として知られる佐々木高綱と梶原景季の「宇治川の先陣争い」の故事を軸に、宇治川の歴史を紐解きます。度重なる洪水によって埋没した石塔の再興や、治水工事と天ヶ瀬ダムの建設といった現代に続く河川との闘いの歴史を交え、伝説と現実の地形が交差するこの地の魅力を格調高く記述しております。
宇治橋
本稿は2008年05月11日に、日本三古橋の一つとして名高い「宇治橋(うじばし)」を訪問した際の記録です。大化2年(646年)の創始に遡る悠久の歴史と、平成8年(1996年)に伝統的な桧造りの意匠で架け替えられた現代の姿を対比させています。橋の守り神「橋姫」を祀り、かつて豊臣秀吉が茶の湯の水を汲ませたと伝わる張り出し部分「三の間」の風情や、西詰に立つ紫式部像に対する批評的な考察を交え、宇治川の滔々たる流れとともに刻まれてきた物語の世界を情緒豊かに記述しております。
納所と淀小橋
本稿は2008年05月11日に、鳥羽・伏見の戦いにおいて幕府軍の退路となった交通の要衝「納所(のうそ)」と「淀小橋(よどこばし)」の跡地を訪問した際の記録です。かつての宇治川に架かっていた全長120メートルを超える淀小橋の痕跡を、現在の府道の高低差や地勢から探り出し、当時の広大な河川景観を考察しています。慶応4年1月5日、鳥羽・伏見の両方面から敗走してきた幕府軍がこの納所に集結しながらも、頼みの淀藩に門を閉ざされ、絶望の中で橋本へと撤退を余儀なくされた歴史的転換点の悲哀を格調高く記述しております。
井上源三郎埋葬推定地
本稿は2008年05月11日に、新選組六番隊組長・井上源三郎の首級と刀が埋められたと伝えられる「埋葬推定地」を訪問した際の記録です。慶応4年(1868年)1月5日の千両松の戦いで戦死した源三郎。その甥であり若干12歳で伯父の首を抱えて撤退した井上泰助の悲痛なエピソードを軸に、長らく不明とされていた埋葬場所が、遺族の記憶と執念の調査によって「淀の欣浄寺(廃寺)」跡付近であると特定されていく過程を詳細に紐解きます。日野の試衛館時代から続く絆と、時を越えて語り継がれた家族の記憶が、現在の淀の町並みの中でどのように結実したのかを格調高く記述しております。
寺田屋
本稿は2008年05月10日に、伏見屈指の史跡であり幕末動乱の舞台となった船宿「寺田屋」を訪問した際の記録です。文久2年(1862年)の薩摩藩士同士による凄惨な「寺田屋事件」と、慶応2年(1866年)の坂本龍馬襲撃事件という、日本の歴史を揺るがした二つの重大事件を軸に、その背景と経緯を詳細に紐解きます。お龍による危急の知らせから龍馬の脱出ルート、隠れ場所となった材木小屋の考察、そして現在の建物が明治期の再建であるという学術的指摘に至るまで、虚実の狭間で今なお人々を惹きつける「伝説の宿」のあり方を格調高く記述しております。
伏見奉行所址
本稿は2008年05月10日に、幕末維新の転換点となった激戦地「伏見奉行所址」を訪問した際の記録です。かつての奉行所跡地は、現在は景観に配慮した京都市営桃陵団地へと姿を変えていますが、その一角には江戸時代の石垣の発掘調査を記した碑や、明治期の陸軍工兵大隊の跡碑が静かに並んでいます。鳥羽・伏見の戦いにおいて、御香宮神社や桃山丘陵に陣取った新政府軍の「四斤山砲」が、いかにして眼下の奉行所を火の海に変え、幕府軍・新選組を敗走させたのか。地形的分析や当時の焼失範囲の考察を交え、寺田屋をも呑み込んだ戦火の記憶を格調高く記述しております。
魚三楼
本稿は2008年05月10日に、伏見の老舗料亭「魚三楼(うおさぶろう)」を訪問した際の記録です。明和元年(1764年)創業の歴史を誇るこの料亭は、伏見港の鮮魚と湧水を用いた料理で大名屋敷の料理方も務めてきましたが、幕末には激動の戦場となりました。格子に残る「鳥羽・伏見の戦い」当時の生々しい弾痕を確認し、新政府軍の主力兵器であったエンフィールド銃の圧倒的な性能と、それに対する幕府軍・新選組の絶望的な突撃戦を考察しています。静かな門構えに刻まれた「戦争の記憶」を通じ、近代戦への転換点となった歴史的瞬間を格調高く記述しております。


