アーカイブ:2009年 7月 07日
本稿は2008年5月13日、京都・小川通に並び立つ茶道の本山「表千家」と「裏千家」を訪れた際の記録です。千利休による「わび茶」の大成と、織田信長・豊臣秀吉という時の権力者との緊張感に満ちた関係、そして利休の切腹という悲劇を経て、孫の千宗旦がいかにして千家を再興・継承させたかの歴史を詳述しています。宗旦が究極のわびの空間として構築した「不審菴(ふしんあん)」と、隠居所に設けた「今日庵(こんにちにあん)」の成り立ち、そして三人の息子たちによって「三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)」が成立した経緯を、茶室の構造や精神性と重ね合わせて描き出しています。
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