アーカイブ:2008年 10月 29日
本稿は2008年05月10日に東福寺の塔頭・芬陀院を訪問した時の訪問記です。元亨年間に一条内経によって創建され、一条家の菩提寺として知られる本院は、画聖・雪舟等楊ゆかりの「雪舟寺」として親しまれています。度重なる火災を経て再興された堂宇には、雪舟が一条兼良の所望により築いたと伝わる名高い「鶴亀の庭」が広がっています。本稿では、夜な夜な動き出したという「亀石」の伝説や、昭和の巨匠・重森三玲による緻密な復元調査と新しく作庭された東庭の意匠、そして雪舟が明へ渡る契機となった歴史的背景について、静謐な境内の情趣とともに格調高く綴っております。
アーカイブ
カテゴリー