アーカイブ:2009年 6月 03日
本稿は2008年5月12日に平安神宮神苑を訪問した時の訪問記です。明治から昭和にかけて作庭された一万坪に及ぶ広大な池泉回遊式庭園の構成を、南・西・中・東の四神の名を冠した各庭ごとに詳述しています。名造園家・七代目小川治兵衛(植治)の手による明治・大正期の作庭と、後年に追加された南神苑の歴史的背景を対比させつつ、琵琶湖疏水を引き込んだ水の流れや、豊臣秀吉ゆかりの遺構を用いた臥龍橋の意匠など、近代京都の美意識が凝縮された庭園の魅力を紀行文として格調高く考察しています。
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