アーカイブ:2009年 6月 15日
本稿は2008年5月13日、京都御苑に隣接する梨木神社を訪問した際の記録です。幕末の動乱期に活躍した公卿・三条実萬と三条実美父子を祭神とする本神社の成り立ちを、廷臣八十八卿列参事件や安政の大獄、そして「七卿落ち」から明治新政府の首班に至る激動の政治史とともに詳述しています。かつての三条邸跡(梨木町)に創建された経緯や、近代社格制度における「別格官幣社」の解説、さらには御所三名水の一つに数えられる「染井(そめい)」の由緒など、歴史と信仰の両面から梨木神社の佇まいを格調高く考察しています。
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